山形村の短角牛は春から秋にかけて、放牧で過ごします。大自然の中、牧草を食べ、子を育み、野山を走り回る。冬、牛舎に戻った牛たちは、100%国産の飼料で育ちます。日本でも例の無い限りなく純粋な国産牛を。山形村短角牛の挑戦はこれからも続いていきます。
 
柿木畜産で取り扱うお肉は、JA新いわて短角牛肥育部会に所属する12戸の農家で、統一基準のもと育てられた「山形村短角牛」のみ使用しております。

岩手山形村短角牛とは

短角牛は日本短角種という和牛の一種。旧南部藩の頃、内陸と沿岸の物資輸送に使われていた南部牛がルーツ。明治以降輸入されたイギリスのショートホーン種と南部牛の交配により現在の短角牛が誕生しました。
私たちの育てる短角牛は、春には広大な放牧地に母子で放牧し、秋に里に下りてくる「夏山冬里」方式をとっています。無農薬の豊富な牧草と広大な大地、高原の空気と水の中、のびのびと野山を駆け回りながら過ごします。雪深い冬は牛舎の中で春を待ちます。
春〜秋は無農薬の牧草を食べ、冬は牛舎で国産100%の飼料で育てる。わたしたちは日本でも他に類を見ないほど純粋な国産牛を目指しています。
現在短角牛は国内の肉用牛の1%程度と、希少価値の高い牛となっていますが、健康で質の良い赤身肉は旨味が強く、黒毛和牛と比べ、本来の肉の旨味を楽しめます。霜降りを重要視するの日本の肉質評価では評価の難しいところですが、イタリアンやフレンチのシェフなど、多くの料理人たちに高い評価を受けています。

放牧について

短角牛は気象や環境の厳しい場所に適応するために改良されているので、放牧にも適しています。冬、牛舎で過ごした牛は、春に牧草地に母子で放牧され、のびのびと秋まで過ごします。放牧期間に自然交配も行われ、牛舎に戻った後、3月ごろに新しい子供が生まれます。そしてまた春に母子で放牧というサイクルを繰り返すのです。親子が自然の中でのびのびと過ごす。そんな当たり前の事が短角牛のストレスを無くし、健康に育つ理由かも知れません。

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